SL-6000W Bluetooth Dialup Server
SL-6000W Bluetooth Dialup Server
(update 2004/9/16)
近況報告
- 2004/9/21 メールサーバの設定を間違っていて、@tetsu.homelinux.orgメールが受け取れなくなっていました。直しましたが、これまでにメールを送っていただいたかたは、お手数ですが再送をお願いします。
目的
- @FreeD接続のSL-6000Wを用い、Bluetooth経由でWindows PCからもインターネットアクセスができるようにする。
効能
- P-in FreeをSL-6000Wに差しっぱなしにできるため、外出先でSL-6000Wだけ持っていてP-in Freeを忘れたということにならない。
- USBケーブルが不要。
- SL-6000Wを窓際に置けば、多少電波状態が悪くても大丈夫。
- 青いランプがかっこいい。
- ...(考え中)
SL-6000W側の準備
- ルーチングのための環境設定はこちらを参照。ただし、iptables.shはこっちのを使う。
- bluezのインストール。ここから
bluez-zaurus_2.3b_arm.ipkをもらってきて普通にインストール。再起動をするとbluez関連のデーモンが勝手に起動されるが、どうせ手動起動するため、/etc/rc.d/rc?.d/S50bluetoothを_S50bluetoothのようにリネームしておく(頭にアンダースコアを付ける)。
- こんなスクリプトをSL-6000W上のどこかパスの通ったところに置いておく。
- これを/etc/ppp/perrs/dunとして置いておく。
- /etc/hotplug/net.agentをこんな感じに修正(bnep0のところを追加)。
Windows PC側の準備
- Bluetoothの接続ソフトにてPrivate Area Networkへの接続(ネットワークアクセス)か、LAN Access Pointへの接続かのいずれかを設定する。
- IPアドレス等は以下の通り。DNSサーバアドレスはインターネット接続中のSL-6000Wの/etc/resolv.confを見て調べるのが良いかも。
- IPアドレス: 192.168.130.1
- サブネットマスク: 255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ: 192.168.130.201
- DNS: 加入しているプロバイダのもの
使う
- SL-6000Wにてbluetooth.shとiptables.shを実行。
- # bluetooth.sh start
- # iptables.sh start
- PCからSL-6000Wに接続
- デバイスの検索を実行するとzaurusが見つかる。
- zaurusをクリックすると提供サービスが表示される。
- ネットワークアクセスかLANアクセスポイントを選択して接続を実行。
- SL-6000WのPHS側のダイアルアップは手動、telnet/sshでコマンド起動、
技術情報
- SL-6000Wの内蔵Bluetoothデバイス
- シリアルデバイス(/dev/ttyS2)として見える。ドライバはCSR、速度は115200bpsぐらい。
- bluezから使うにはhciattachが必要。
- hciattachしてから5秒ぐらいで勝手にリセットされるので、タイミングを見計らってdown, upを実行して再初期化する必要あり(上記bluetooth.shでは自動でタイミングを取る)。
- PHSでのダイアルアップをコマンドラインで
- qcop QPE/Network 'start(QString,QString)' ~/Applications/Network/modules/DialUp.conf
- PHS切断をコマンドラインで
- qcop QPE/Network 'stop()'
Mail:
tetsuyasu@gmail.com