libretto用レスキュー&ドライバFD(slink対応) ------------------------------------------ 1. 無保証 本ディスクイメージの使用により、あなたのPCが壊れたり飼い犬が死んだり しても、私は何も補償できませんのであしからず。 2. ライセンス slinkのディスクイメージ、および、floppy_csがGPL2なので、これもGPL2と します。 3. 背景 librettoのFDドライブはPCMCIA接続の特殊なものなので、linuxで使うため には、以下の条件が揃っている必要があります。 条件 ・PCMCIA関係が動いていること。 ・floppy_csというドライバ(PCMCIA用)がインストールされていること。 ・floppy_cs対応パッチをカーネルにあてること。 ・floppy_csのカード情報がconfig.optsなどに書かれていること。 このため、普通のレスキューFDで立ち上げると、FDドライブにはアクセスで きなくなってしまいます。 4. このディスクイメージの使い方 このディスクイメージは、librettoにslinkをFDでインストールするための ものです。slinkのインストールディスクセット ・resc1440.bin ・drv1440.bin ・base14-?.bin のうち、resc1440.binの代わりにresc1440.bin.librettoを、drv1440.binの代 わりにdrv1440.bin.librettoを使います。まずはこれらのFDをを作成してくだ さい。 resc1440.bin.librettoで立ち上げると、インストーラが起動します。この時 点でFDドライブが使えるようになっていますので、FDインストールを選び、イ ンストーラの指示に従い、drv1440.bin.libretto以降のFDにどんどん入れ替え ていけば基本システムがFDだけでインストールできるはずです。 その後、リブートすると、一時的にFDドライブが使えなくなりますが、 # cd /etc/pcmcia # mv config.opts config.opts-orig # mv config.opts-floppy_cs config.opts # /etc/init.d/pcmcia restart とするとまた使えるようになります(一度だけやればOK)。 5. 技術情報 (1) ベースとしたディスクイメージ slinkの2.1.9-1999-03-03/resc1440tecra.bin slinkの2.1.9-1999-03-03/drv1440tecra.bin (2) floppy_cs pcmcia-csの置いてあるサイトのcontribよりfloppy_cs-1.02.tar.gzを持っ てきました。 (3) /etc/pcmcia/config.opts floppy_cs対応に以下の行を加えました。 #[floppy_cs] device "floppy_cs" class "floppy" module "block/floppy" opts "floppy='pcmcia'", "floppy_cs" card "Y-E DATA External FDD Controller" version "Y-E DATA", "External FDD", "Controller", "*" cis "cis/FB2FDC.dat" bind "floppy_cs" (4) カーネルパッチ floppy_cs-1.02.tar.gzに入っているfloppy20.fixパッチをカーネル2.0.36 のソースに当てました。 (5) カーネルのコンフィグレーション .configをコピーしてconfigとして置いておきました。 -- Tetsuyasu YAMADA (山田 哲靖) Network Transport Software Project, NTT Network Service Systems Labs. Email: yamada.tetsuyasu@nslab.ntt.co.jp, Fax: 0422-59-2042 X-fingerprint: 70 56 9B 29 A1 59 A6 EC 93 C4 09 5B DA 6B 08 A8